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PS3についてのお話、3回目だよ!

ここ数日天気が悪い所為か涼しいですねー。
でもPS3を動かしてると暖房が効いているみたいなんで、扇風機が活躍していると~ふだよ!
先週あたりは暑いくらいだったのに、未だに布団が冬用のままですよ。
新型インフルエンザの事もあったし、体調には気をつけましょうね。

さて挨拶はここまでにして、図らずも3回目となってしまったPS3についてです。
いくら僕がPS3ユーザーだからって、今回のはちょっと長すぎです。とりあえず今回で一応終わりです。

前回の終わりで触れた本体機能についてです。
まずはコントローラー!
形状や機能は見た感じ殆どPS2のデュアルショック2と変わりませんね。
発売当初は振動機能のないSIXAXIS(シックスアクシス)でしたが、40GB発売と同時にデュアルショック3が発売され、現行機種である80GBではデュアルショック3が標準搭載されています。
おかげで、今ではデュアルショック2と殆ど変わりません。
形状の違いとしてはL2R2ボタンが変わっているという所くらいですね。
PS2PS3コントローラー
写真の左がデュアルショック3、右がデュアルショック2です。
デュアルショック3の方がL2R2ボタンが少し出っ張ってる感じになっているのが分かると思います。
でもこの形状のおかげで、ゲームプレイ中にコントローラーを置いた時にL2R2ボタンが勝手に入力されてしまう時があります。
デモンズソウルをプレイしている時に危うくNPCを攻撃してしまう所でしたよ。
この形状の変更は僕としては余り歓迎してません。
デュアルショック3の方がL2R2ボタンを【押した】と言う事は実感できるんですが、【押し込まないとダメ】と言う印象が強くて無理に強く押しちゃうんですよ。
実際はそんなに押し込まなくてもいいんですけど、なんか押しちゃうんですよね。だから好きじゃありません。

機能面で一番変わった事は無線になった事でしょうね。
Bluetooth(ブルートゥース)での無線通信なので、障害物があっても問題なく通信できます。(WiiリモコンもBluetoothを採用しています)
Wikipediaによると、Bluetoothでの無線通信の場合僅かに遅延が発生するらしいのですがPS3やWiiではこの遅延は門題が発生しないレベルまで抑えられているとの事です。
PS3の場合はUSBケーブルで本体と接続すれば自動的に有線コントローラーに切り替わるので、もし気になる人は有線でプレイするといいでしょうね。
また、無線になった事で電力が必要になり、コントローラーにはリチウム充電地が内蔵されています。
充電はUSBケーブルで接続した時に行われるので、充電しながらゲームをプレイする事も可能です。
ただし、PS3で充電する場合、PS3本体に電源は入っていないと充電できないのはちょっと不便ですね。
PCやWiiのUSB端子からでも充電は可能なので、それほど困る事はありませんが、いまいち不親切設計です。

そして、結構忘れられているモーションセンサー。
PS3のコントローラーのSIXAXISとデュアルショック3には、前後左右傾き・左右振りを検出する6軸検出システムを搭載しています。
SIXAXISの名前の由来はこの6軸モーションセンサーで、このシステムの名前も本当はSIXAXISなんですよ。
その為デュアルショック3にも6軸モーションセンサーが搭載されているので【SIXAXIS】のロゴが記載されています。
でも、Wiiに比べると活躍しているとは思えません。
デモンズソウルでもジェスチャーを実行するのにモーションセンサーを使用しているんですが、動かしても『あれ?反応してない?』と思う事もあったりして反応が微妙です。
まぁアクションゲームやFPSなんかで敵に捕まった時にコントローラーを振って【振り解く】というのは良くある使用例ですが。

続いてはハードディスクドライブ(HDD)です。
HDDが標準搭載と言う事もあり、体験版やプロモーションビデオなどをダウンロード出来るサービスがありますね。
まぁこのサービスはXbox360にもありますし、充実度はXbox360の方が上のようですが。
しかし、Xbox360とは違いHDDが標準搭載である事が前提なので、ゲームソフトの一部にはデータの一部をHDDにインストールしてロード時間を短縮するなどの機能があります。
また、中にはインストールを必須とするゲームもありますね。
Xbox360ではソフトのデータを全部HDDにインストールしてプレイする機能も追加されましたが、これはあくまで【そう言う方法もある】と言う手段でしかなく、インストールを前提・必須とした開発は出来ないみたいです。
インストールを想定したソフトはあるみたいですが・・・
とはいえ、今のPS3ソフトを見ていると、PS3にもインストールに対して制限を設けている様にも見えるんですよね。
MGS4なんかはACT毎にデータのインストールを強制されたりしていたんで、もしかしたら【HDDにインストールするデータは○GBまで】と言う制限があるのかもしれません。
ただの推測ですが(笑)。

もしHDDの容量が不足してきたら市販のHDDに交換できると言うのも評価できると思います。
【2.5インチ シリアルATA】と言うノートPCで良く使われるHDDに限定されますし、交換作業で発生した故障にメーカー保証は適用されなかったり、市販のHDDに対して動作保証が無いと言う事もありますが、自己責任であればOKと公式で認められているので知識がある人なら安心して交換できるとか思います。
中にはHDDではなくSSDに換装したチャレンジャーもいたみたいです。

お次は通信機能について。
通信とはいえ、インターネットに接続する事だけじゃないのがPS3のすごい所ですね。
DLNAサーバーと接続も可能でそちらに入っている動画や音楽がPS3で視聴できる機能があったり、20GBは別売りの無線LANルーターが必要になりますがPSPとのリモートコントロールができたりとインターネット以外の利用方法があるのが特徴と言えるでしょうね。
もっとも、これらの機能を活用している人はそんなに多いとは思えませんが(笑)。僕も利用していませんし。
インターネットが関わる機能も結構充実してきていますね。
システムソフトウェアのバージョンアップでyoutubeやニコニコ動画などのフラッシュプレイヤーを使用した動画サイトも視聴可能になりましたし、PlayStation@Storeでのアニメのレンタル方式のダウンロード配信やPlayStation Homeのようなコミュニティ・ソフトのサービス開始、Folding@homeに参加する事で社会貢献もできます。
Folding@homeではPS3が参加したおかげで1年以上かかるシミュレーションが数週間で完了したと言う話もあります。
また、20GBでは無理ですがPSPのアドホックパーティーの利用もできたり、PlayStation@StoreからPSP用の体験版やダウンロードコンテンツ、ゲームアーカイブスをダウンロードする事も可能とPSPとの連動機能も充実しています。

また、WiiやXbox360とのインターネット接続での違いとして(20GB以外は)有線・無線接続の両方が標準搭載と言う事ですね。
ちょっと意外かもしれませんが、Wiiでは有線接続をするのに別売りの専用LANアダプタ(2,800円税込)が必要ですし、Xbox360では無線接続をする為には別売りのワイヤレスLANアダプター(8,925円税込)が必要です。
僕は別売りの周辺機器の別途購入が必要と言うのはマイナス要素だと考えているので、無線有線が標準の状態で選択できるのは良い事だと思います。
自宅環境の変化に合わせて別途周辺機器が必要ないのは良い事だと思いますよ?

次はPS1などの下位互換について。
40GBや80GBではPS2ソフトとの下位互換が無くなってしまいましたが、PS1ソフトとの下位互換は健在です。
あまり目立たないのですが、PS1ソフトもアップコンバート機能が適用されるのでハイビジョンテレビや大画面のテレビを利用しているユーザーは意外と恩恵を受けられます。
20/60GBを利用していて、ハイビジョンテレビに接続しているユーザーは是非アップコンバートを適用させてPS2ソフトをプレイして見るといいですよ。
本当に綺麗になった事が実感できると思います。
しかし、下位互換に関してはまだまだ発展途上だと言わざるを得ません。
PS1ソフトとの互換も未だ完全ではありませんし、できる事なら専用コントローラーなどをPS3でも使用出来るようにして欲しいです。
PS2の時はコントローラーの差込口が同じだった為専用コントローラーがそのまま使用出来ましたが、PS3ではPS1/2のコントローラは使用できなくなっています。
一応サードパーティからPS2コントローラーをUSB接続にするコンバーターが発売されたりしていますが、SCEの認可が下りていない【非ライセンス商品】なので、公式でどうにかしてPS2などの専用コントローラーを使えるようにして欲しいです。
ビートマニアなどに代表される音ゲーは専用コントローラーでプレイしたいですしね。

最後はプレイヤー機能についてです。
プレイヤー機能については僕が語るよりも
 ●驚きの進化・BDプレーヤーとしての「PS3」
 ●5万円以下でブルーレイを見るならBDプレーヤーか?「PS3」か?
こちらを読んで頂いた方が良いですね。
それぞれ1年前と半年前の記事ですが、当時の状態でPS3のプレイヤー機能について語られています。
簡単に言えば『再生機能に限定すればブルーレイプレイヤーとしてはかなり良質』と事です。
もちろんDVD再生時にもアップコンバート機能は発揮されるので、再生だけならDVDプレイヤーやレコーダーよりもずっと高画質にできます。
また、1年前の日本の話ですがPS3はBD-Liveに対応した最初の機種です。
『BD-Liveってなに?』と思う人に簡単に説明すると、ブルーレイビデオのダウンロードコンテンツです。
インターネットに接続してあるブルーレイプレイヤーにブルーレイビデオの追加データをダウンロードさせる機能と考えて貰えば分かりやすいと思います。
BD-Liveに対応しているタイトルは多い訳ではないようですが、PS3で特筆する事は元々存在していなかった機能をアップデートで追加したと言う事でしょう。
通常のAV機器でもアップデートの概念はありますが、ここまで大幅な機能追加はできません。
この事からもPS3はプレイヤーとしては意外と優秀な事が分かります。

他にも音楽CDをMP3やACCとしてHDDに取り込む事が出来たり、インターネットに接続して曲のタイトルやアーティストの情報を取得し取り込む時にファイルに情報を加える事も出来ます。
MP4などの動画再生でも倍速再生ができたり、サムネイル設定も出来たり、取り込んである写真をプリンターでプリントする事も出来ますし、音楽・動画・写真のプレイリストも作れたりします。
20/60GBではSuperAudioCDの再生もできますが、対応しているCDがそんなに多くないらしいので一般的なユーザーにはあまりプラス要素じゃないですね。
残念なのは、保存してある音楽・動画・写真を自由に並び替えしたり、PS3だけでフォルダ分けする事ができないと言う事ですね。
この辺はアップデートで出来るようにして欲しいです。

さて、色々と語って来ましたがPS3と言うのは機能面だけ見ていくと意外と優秀な事が分かると思います。
【ブルーレイプレイヤーとしての機能】+【インターネットサイトの閲覧可能】+【PS1ソフトがプレイできる】+【PS3ソフトがプレイできる】これらの機能を標準で備えておいて、その価格ですから機能面では破格な事が分かります。
しかし『同時期に発売したWiiと比べ倍近い価格差』『1年先行して発売され開発のし易さで世界市場に浸透したXbox360』と強力なライバルがいますから機能面では破格だからと言って、良いゲーム機とは言い難いですね。
『他ハードに比べて値段が高いからユーザーは購入を躊躇する』
    ↓
『開発費が高く、ユーザーも少ないからソフトメーカーもゲーム開発に躊躇する』
    ↓
『ゲームが少ないからやっぱりユーザーは購入に躊躇する』
    ↓
『以下略』

といった負のスパイラルに突入していましたから、PS3がPS2の時のように世界を圧巻する事は難しいでしょう。
むしろ絶望的かもしれません。
将来的にWiiやXbox360の次世代機が登場した後でもPS3が現役機種でいられれば、先に普及したハードとして活躍できるかも知れませんが、これに期待するのもちょっと違いますね。
ここはやはりゲームメーカーに頑張ってもらって、良質のゲームを増やしていくしか無いでしょう。
『PS3は10年選手だ』とも言われているみたいですし、まだまだこれからなのかもしれません。

さて、ずいぶんと長くなってしまいましたね。
では、今日はここまで。
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コメント

下位互換でぜひ触れて欲しいのは、セーブデータも互換できる!ということです。
PS1やPS2のメモリーカードを別売りのメモリーカードアダプターでPS3の本体にコピーすると、そのままそのセーブデータが使用できます。
さらにそのデータは、ゲームアーカイブスでDLした同名ソフトでも使用可能です。もちろん、PSPでも使用できます。
これはほんと素晴らしいことですよ!
>20090530 | ナナシのゲーマー
セーブデータ互換についてはすっかり忘れてました(笑)。
でも、記事でも書いているように
僕は『別売りの周辺機器の別途購入が必要と言うのはマイナス要素』と考えているので、
メモリーカードアダプターが必要なのはちょっといただけないですねぇ。
持ってはいるんですが、殆ど使っていませんし(笑)。
オリジナルのPS1ソフトのセーブデータがアーカイブスで使用できるのは
アーカイブスの魅力ですが、直接PS3の機能としてではなくアーカイブスの機能と判断して
今回は触れませんでした。

でもPS3とPSPってかなり連動機能が充実して来てるんですよね。
これだけでもネタになりそうです(笑)。

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