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PSP Goについて色々考えてみるよ!(前編:性能面のお話)

部屋を整理していて見つかった『ギャラクシーエンジェル』のDVDを全巻見終わったと~ふだよ!
全話が揃ってるアニメDVDって結構通して見ちゃいますよね!さすがに全4期は長かった・・・。
ちなみに『る~ん』のDVDは持ってないので見ていません。

さてさて。
ツインスティックの方に意識が向いてしまったので、後回しにしてしまった新型PSPこと『PSP Go』について取り上げたいと思います。
PSP Goのゲームはダウンロード販売のみと言う事で色々な所で良くも悪くも話題になっていますね。
以前取り上げましたが、僕としてもやっぱり微妙な本体だと思います。
PSPのゲーム機ではなく、ipodのような携帯オーディオ機としてはちょっと心揺らぐ所ではありますが(笑)。

では、まずは性能面から見て行きましょう。
以下は公表されているPSPのスペックです。
【「PSP go」(PSP-N1000)概要】
●商品名称
 PSP「プレイステーション・ポータブル」go
●外形寸法
 約128×16.5×69 mm (幅×高さ×奥行き)(最大突起部除く)
●質量
 約158g
●CPU
 PSP CPU(動作周波数:1~333MHz/メイン・メモリ:64MB)
●ディスプレイ
 3.8インチ 16:9ワイドスクリーンTFT液晶
 480 × 272ピクセル 1,677万色
●サウンド
 ステレオスピーカー内蔵
 マイク内蔵
●主なI/O
 ワイヤレスLAN (IEEE 802.11b準拠)(Wi-Fi)
 Bluetooth2.0(EDR)
 High Speed USB (USB2.0準拠)
 メモリースティック マイクロ(M2)
 アナログ ビデオアウト
 マイク
●主な端子
 マルチユース端子(本体電源入力/外部電源供給/USB/ビデオアウト/音声入出力兼用)
 ヘッドホン/マイク端子
 メモリースティック マイクロ(M2)スロット
 キー・スイッチ類 方向キー(上下左右)、アナログパッド × 1
 △、○、×、□ボタン、L、Rボタン × 1
 START、SELECT、PSボタン × 1
 POWER/HOLDスイッチ × 1
 ワイヤレスLAN(ON/OFF)スイッチ × 1
 ディスプレイ、サウンド、音量+/-ボタン × 1
●電源
 リチウムイオンバッテリー(本体内蔵)
 外部ACアダプター
 USB充電
●本体メモリー
 16GB(フラッシュメモリ)
●対応プロファイル
 PSP Game
●アクセスコントロール
 リージョンコード、視聴年齢制限(パレンタルロック)
●ワイヤレス通信機能
 ワイヤレスLAN (IEEE 802.11b準拠)(Wi-Fi)
 (インフラストラクチャーモード/アドホックモード〔最大16台同時接続〕)
 Bluetooth2.0(EDR)
●本体同梱物
 ACアダプター
 USBケーブル
 CD-ROM(Media Go収録)

本体の写真などについては下のサイトなんかが参考になると思います。
 ●【情報追加】写真で徹底解剖!新型モデル“PSP go”をいち早く触ってきちゃいました
 ●【E3 2009】パッケ版かDL版か? いや、PSP goは操作感で選んでください

まずは外見部分でPSP-3000との違いがある部分です。
●外形寸法
 PSP-3000 約169.4×18.6×71.4ミリ(幅×高さ×奥行き)
 PSP Go   約128  ×16.5×69 ミリ(幅×高さ×奥行き)(最大突起部除く)
●質量
 PSP-3000 約189g
 PSP Go   約158g
●ディスプレイ
 PSP-3000 4.3インチ(16:9)ワイドスクリーンTFT液晶 480×272ピクセル 1,677万色
 PSP Go   3.8インチ(16:9)ワイドスクリーンTFT液晶 480×272ピクセル 1,677万色
現行のPSP-3000と比べると、約50パーセント小さく、約40パーセント軽くなっているとの事です。
液晶はPSP-3000と同様の反射低減機能の液晶ディスプレイを使用しているとの事。【情報元

接続関係の違いとしては、
●主なI/O
 PSP-3000 メモリースティックDUO
 PSP Go   メモリースティック マイクロ(M2)
●主な端子
 PSP-3000 USB端子、DC IN 5V端子、DC OUT端子、ビデオ/ヘッドホン/マイク端子
 PSP Go   マルチユース端子(本体電源入力/外部電源供給/USB/ビデオアウト/音声入出力兼用)
これらの事からPSP-3000までで使用できた周辺機器の殆どがPSP Goでは使用出来ない事が分かります。
分かり難い人は下の画像を良く見てください。
M2画像
この画像の上にある黒く四角いのがM2で、その下にあるのがM2をメモリースティックDUOにするアダプターです。
M2はDUOよりも小さい事がわかりますよね。その為PSP-3000で使用していたDUOはPSP Goでは使用できないとなります。
続いてはこちらの画像。
マルチユース端子
これはPSP Goのマルチユース端子です。
PSP GoではPSP-3000とはUSBケーブルやAVケーブル端子の差込口が違っています。
PSP GoはUSB端子やAVケーブル端子が1つの差込口に統合された物になっています。
マルチユースUSBケーブルマルチユースケーブル
上の2つの画像のようにPSP GoではPSP-3000とは違う接続端子である為、PSP-3000で使用できたワンセグチューナーやGPSレシーバー、ちょこっとショットといったUSBに接続する周辺機器が使用できません。
現在の所、これらの周辺機器を使用できるようにする変換アダプターのような物は発表されておりません。
今後、変換アダプターの発表が無ければ、今までの周辺機器は使用不可能と言う事になってしまいます。
こうやって見ると、従来のPSP-1000~3000からPSP Goへの買い替えと言うのはあまりオススメできる事じゃないですねぇ・・・。
購入を考えている人はその辺も考慮する必要があると思います。

PSP Goで新たに加わった機能としては
●主なI/O Bluetooth2.0(EDR)
ですね。
こちらが追加された事でBluetooth規格対応ヘッドホン等が使用出来るようになるみたいです。
他にも、PS3が必要になりますが、PSP Goでテレビ画面に映像を出力する際に、PS3のワイヤレスコントローラーで操作が可能になるとの事です。

さて、それ以外で僕が気になった所だと、
●主なI/O ワイヤレスLAN (IEEE 802.11b準拠)(Wi-Fi)
です。
ここはPSP-3000と同じ仕様なんですが、ソフトがダウンロード販売のみだと言うのに『IEEE 802.11b』と言う規格を使用しているのはかなり厳しいんじゃないかと思うんですよ。
『IEEE 802.11b』の規格を簡単に説明すると、理論上の最大通信速度が11Mbpsまでしか出せないと言う事です。
例え光回線で有線接続時の通信速度が50Mbpsなどの高速通信ができていたとしても、PSP Goの無線規格『IEEE 802.11b』で通信をした場合、理論上完璧な通信環境を用意できたとしても11Mbps以上の速度は出せない訳です。
現実的な話をすれば、無線LANルーターやモデム、自宅環境にある家電などから発せられる僅かな電磁波が電波障害となる為、10Mbps出すら出せるかどうか怪しいモノです。
詳しくはソフトのダウンロード販売の所で触れようと思いますが、僕としてはかなりのマイナス要素では無いかと考えています。
せめて『IEEE 802.11b/g準拠』であれば良かったんですがねぇ・・・。

長くなってしまいましたが、基本的なスペック自体はPSP-3000とほぼ同様って事みたいですね。
CPUやメインメモリもPSP-3000と同じですから、ゲーム機の性能自体は変わっていません。
その辺を期待している人にとっては全然魅力を感じられない本体ですねぇ・・・。
PSP-1000から2000になった時のような大幅なバージョンアップがあれば、多少なりとも購入意欲が沸くんですが、今までのUMDソフトや周辺機器がほぼ使用出来ないと言うかなりのマイナス要素がありますから、やっぱり今までのPSPユーザーには魅力が無い本体だと思いますよ。
まぁ、新規ユーザーの獲得と言う面では一役買えるとは思いますが。

さてさて、本当はソフトのダウンロード販売についても考えたい所なんですが、長くなりすぎた気がするので次回と言う事にしようと思います。
では、今日はここまで。
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